おしりからあぶら、あぶらかたぶら
こんにちはNETAROUです。
今回はタイトルにある通り「おしりからあぶら」の話なので少し汚いお話をします。
苦手な方は「戻る」のボタンを押してください。
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人のおしりから油が出るのでしょうか?
結論から言いますと、出ます。
なんなら私は経験済みです。
ある日、トイレで用を済ませたあと、トイレの中をふと見ると水の中にラー油のような油のようなものが浮いていました。
ちょうど女性用ナプキンを使用している期間でしたので、
そちらにも目を凝らしてみると見たことのない黄色い景色が広がっていました。
臭いはわざわざ嗅がなくても分かるぐらい強く、歯茎が膿んだときの感じとか若干たばこのような臭いもしました。
「え、なんかの病気・・・・?」
藁にもすがる思いでネット検索!!!!
「肛門から油」「尿に油」などなどいろいろと調べてみました。
そして、「おしりから油」で検索した情報の中で
ある方が書いていたブログの内容が私の状況とほぼ同じでしたので、
きっとそうなのだろうと思います。
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ぎょぎょぎょな原因
そのブログを書いている方も海外にお住まいで、
ある日私と同じようなことを経験されていらっしゃいました。
そして、私もその方もおしりの悲劇が起こる前日に
「ギンダラ」という魚を食べていたことも分かりました。
おそらくこの「ギンダラ」が何らかの原因なのでしょう。
ギンダラは海外でも「Gindara」という名前で結構安く売られており、
味も良いのでよく食べていたのですが、
そのとき買ったものは大きいブロックで売られていて、煮つけにしたら
煮つけの汁がかなり脂っこくなるぐらい油のりのりでした。
そして、翌日、おしりから油が出るという恐怖の現場を目の当たりにするのです。
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なぜ、おしりから油?
実は、一種の魚には人の体では分解できない油を多量に含んでいるものがあります。
その油は「ワックスエステル」と呼ばれる「蝋」のことで、この油を人が摂取すると体に吸収されないので、そのまま肛門から出てきてしまうのだそうです。
気をつけていただきたいのは、この油は便と違って人が出す出さないをコントロールできないことです。
私は女性用ナプキンで難を逃れましたが、何もつけていない方はもう駄々洩れ状態なので、理由を知らなければ「お漏らし」をしてしまったと本人も周りも誤解してしまうでしょう。
もし、このお漏らし状態に絶望を感じている方に朗報です。
この油は出てしまえば体に害があるものではないようですので、とりあえず出しましょう。
(ちなみに私は3日ほどトイレにラー油状態が続きましたが、その前後も身体の不調は感じていません)
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「ワックスエステル」を含む魚の話に戻します
この油を含む魚は日本でも「ワックス魚」と呼ばれたりして結構簡単に獲れるようですが、食用としては流通されていないそうです。
その「ワックス魚」の代表格が「バラムツ」と「アブラソコムツ」、「アブラボウズ」という魚だそうです。
そして、この中の「アブラボウズ」は
アブラボウズ(脂坊主、油坊主、英:Skilfish、学名:Erilepis zonifer)は、深海魚でカサゴ目ギンダラ科に属する魚類。ギンダラ科2種のうちの1種であり、アブラボウズ属で唯一の種である。
と記載されているように「ギンダラ」の仲間なのです。
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ブログに助けられました